池波正太郎が描く 真田一族の生きざま 「信濃大名記」「錯乱」 大河ドラマ「真田丸」で注目を集める真田家を描いた池波正太郎の小説を、橋爪功さんの朗読でCD化しました。
父・弟と袂を分かち、愛する人を失っても、貫かねばならぬ信念を描いた「信濃大名記」。
そして、真田家の跡目をめぐる知謀を描く、直木賞受賞作「錯乱」の2編を収録(2016年1月1〜3日NHKラジオ第2「新春朗読特集」を再構成したものです)。
真田の生きざまを知って、大河ドラマをより深く味わってください。
《収録内容》 【信濃大名記】 父と弟は豊臣へ、兄は徳川へ。
生き残りを賭けた真田家の決断。
主人公は真田信幸。
関ヶ原の戦いを機に、父の昌幸、弟の幸村と敵対する宿命をあえて背負った。
そこには、親兄弟の縁を切ってでもなすべきことがあった。
【錯乱】 晩年の真田信幸と、権勢をふるう幕府老中筆頭・酒井忠清との、真田家相続をめぐる謀略戦を描く。